CxO・経営人材をお探しの方(エグゼクティブサーチご紹介) 採用企業の方(お問い合わせフォーム) (無料)転職希望・キャリア相談の方【1分】

JP

/ EN

hamburger-icon
閉じる
menu-icon
MENU

財務コンサルティングへ転職するには?求められるスキル・経験・資格

転職市場でも常に人気の高いコンサルティング業界。市場の変化がますます激しくなり、各企業は事業の継続と成長のため、そうした環境の中でもスピード感を持って適切な経営判断を行っていくことが求められています。そうした経営判断に必要なさまざまなアドバイスを行うのがコンサルティング業界の仕事です。今回はコンサルティング業界の中でも、「財務コンサルティング」に焦点をあて、どんな仕事なのか、転職の際に求められるスキルや経験などについてご紹介します。   <目次> 1.財務コンサルティングとは? 2.財務コンサルティングへの転職で求められるスキルや経験、資格 3.財務コンサルティングに転職するメリット 4.財務コンサルタントへの転職を成功させるポイント 5.財務コンサルティング業界への転職には準備が大切  

業界に詳しいコンサルタントに無料相談 >

 

1.財務コンサルティングとは?

クライアント企業の経営を支援するコンサルティング業務にもさまざまな種類がありますが、財務コンサルティングとは、クライアント企業の財務面に特化したコンサルティングを担います。それでは実際に財務コンサルティングはどんな仕事を行うのでしょうか。 また、コンサルティング業務の全般的な仕事内容については、以下の記事をご参照ください。 コンサルタントの仕事とは?やりがいや求められるスキルについて解説  

①財務コンサルティングの主な仕事内容

財務コンサルティングは、クライアント企業の財務に特化したコンサルティング業務を行いますが、その中身はクライアント企業の利益を最大化させることを目的に企業の買収や売却等についての助言を行うM&Aに関するアドバイザリー業務、銀行からの融資やエクイティファイナンスなどさまざまな資金調達に関わるアドバイスや投資戦略の立案、財務に関わる業務プロセスの改善等多岐に及びます。

②会計コンサルティングとの違い

財務コンサルティングは会計コンサルティングと混同されることがありますが、会計コンサルティングはあくまでクライアント企業の会計業務に関する助言や改善提案を行います。経理業務の効率化やコスト削減などといったアプローチで企業の課題を解決するのが会計コンサルティングの仕事になります。また会計関連の法律や規則の改変時の対応サポートや、会計業務フローの見直しなどによる業務の効率化支援等も、会計コンサルティングで行う仕事です。 会計は、企業の収支を把握し、財政状況や経営状況を把握することに主眼が置かれますが、財務は会計情報を活用して、会社がよりスムーズに経済活動と事業をを継続するにあたり、どのように資金を調達すべきかを計画することに主眼が置かれます。それぞれ視点に立ってコンサルティングを行うため、会計コンサルティングと財務コンサルティングには明確な違いがあります。財務コンサルティングの方が、より未来に向けた経営課題に対して、戦略を練り、解決に導く役割と言えるかもしれません。  

③財務コンサルタントの年収相場

財務コンサルタントの年収相場は、役職や経験年数によって異なるケースが多くなります。 以下は、一般的な財務コンサルタントの役職ごとの年収相場です。  

業界に詳しいコンサルタントに無料相談 >

 

2.財務コンサルティングへの転職で求められるスキルや経験、資格

それでは、財務コンサルティングへの転職にはどんなスキルや経験、資格などが求められるのでしょうか。  

財務コンサルタントに求められるスキル

①分析力

財務コンサルタントに求められるスキルとしてひとつ挙げられるのは、分析力です。クライアント企業の現在の会計状況を見ながら、企業が求める事業戦略を進めていくにあたり、どういった課題があるのかを財務面で分析していく能力が求められます。  

②論理的思考力

論理的思考力も、財務コンサルタントとして求められる大きなスキルのひとつです。市場環境や競合状況、現在のクライアント企業の経営状況等さまざまな情報やデータを集めながら、クライアントの財務面での経営課題を解決するソリューションを論理的に導き出すことが求められます。  

③コミュニケーション能力

財務コンサルタントは、チームで動くことも多いため、コミュニケーション能力が高いことも重要な要素です。クライアント企業とのコミュニケーションはもちろん、社内外のステイクホルダーと円滑にコミュニケーションをとりながらプロジェクトを進めることが求められます。  

財務コンサルタントへの転職に有利な経験

金融業界や財務・会計などの職種での実務経験は、財務コンサルタントへの転職に大きく有利になる経験として挙げられます。またそうした実務経験が未経験でも、企業の財務業務に関するプロジェクトが経験があると有利になることがあります。 *財務コンサルタントへの転職に有利になりやすい経験事例  

財務コンサルタントの転職に有利な資格

財務コンサルタントへの転職にあたり、必須の資格等はありませんが、財務コンサルタントとしての職務に関連性が高く、取得難易度の高い資格は信頼を得やすく、転職に有利となり得ます。例えば、税理士資格保持者は、税法や会計の専門知識を活かして企業の経営状況や経営課題を分析できる素地を持っていると言えるでしょう。また公認会計士資格保持者は、会計分野の高い専門知識を活かして、企業の財務諸表の分析やリスク管理に関する戦略支援を行うことができます。こうした資格を保持している場合には、財務コンサルタントへの転職成功可能性が高まります。    

3.財務コンサルティングに転職するメリット

それでは、財務コンサルタントに転職するメリットはどのような点にあるのでしょうか。ここではいくつか具体的なメリットをご紹介します。  

キャリアプランの選択肢が多い

財務コンサルタントに転職するメリットのひとつは、中長期的なキャリアプランの選択肢が多いことが挙げられます。財務コンサルタントとしての経験を活かし、キャリアアップをしていくことが可能です。その後のキャリアパスの選択肢として考えられるのは、銀行や証券会社などの金融機関への転職、同じコンサルティングファーム内でのキャリアアップ、また事業会社へ転職し財務部門やM&A部門のメンバーとして経営に関わる、またCFO(最高財務責任者)として活躍する人もいます。  

市場のニーズが高い

財務コンサルコンサルタントに転職するメリットのふたつ目として挙げられるのは、市場のニーズが高いという点です。M&Aに関するアドバイザリー業務の市場は活発になっており、今後も財務コンサルタントへの需要は拡大していくことが予想されます。  

平均年収が高い

平均年収が高いということも、財務コンサルタントへ転職するメリットのひとつです。前述の通り、財務コンサルタントの年収水準は役職ごとに異なりますが、総じて日本の正社員の平均年収のデータ等と比較をしても高くなっています。  

業界に詳しいコンサルタントに無料相談 >

 

4.財務コンサルタントへの転職を成功させるポイント

それでは、財務コンサルタントを成功させるためにはどうしたらよいのでしょうか。 財務コンサルタントへの転職を成功させるためには、業界に強い転職エージェントの利用がおすすめです。財務コンサルタント分野で多くの実績を持つ転職エージェントであれば、各社がどのような採用をしているかはもちろん、即戦力人材として求める経験やスキル、採用の温度感を明確に把握しているため、効率的に転職活動を進めることができます。 またコンサルティング業界が未経験の場合も、これまでのスキルや経験をどのようにアピールすることで転職成功確率が高まるのか、職務経歴書作成のアドバイスや、面接対策のサポートまで対応可能なエージェントもあります。    

5.財務コンサルティング業界への転職には準備が大切

財務コンサルティングへの転職は、経験者はもちろん、未経験者でも関連の経験やスキルがあることをアピールできれば成功確率が高まります。一方で、コンサルティング業界全体として採用基準は高く、転職希望者に対して求められる素地も他の業界と比較をして高くなっています。そうした環境の中で転職を成功させるためには、選考にあたって入念な準備をすることが大切です。 転職の選考に向けた準備をすべて自分ですることが難しい場合、転職エージェントにサポートを求めることはとても有効です。タイグロンパートナーズでは、コンサルティング業界に特化した専任のコンサルタントが財務コンサルティング業界への転職をご支援しています。よろしければ、ぜひ一度ご相談ください。  

転職エージェントならタイグロンパートナーズ


この記事の監修

Ken Kikuchi


【担当領域】 ・コンサルティングファーム ・製造業 ・ポストコンサル 【経歴】 横浜国立大学経営学部卒業。新卒で株式会社キーエンスに入社、本社部門を経験したのち、大手コンサルティングファームに参画。超大手クライアントに対する営業戦略立案・実行を中心に、自社採用業務およびキャリアアドバイザー業務に幅広く携わる。その後、国内上場企業でのコンサルティング事業の立上げ統括ポジションを経て、タイグロンパートナーズに参画。若手の候補者様からトップクラス層の候補者様まで幅広く、戦略・ITコンサルファーム・ポストコンサル領域・M&A仲介などへの支援を得意とする。 【自己紹介】 大手コンサルティングファームや上場企業において面接官を担当していた経験から、応募書類や面接での質疑応答などに関して、内定に直結する対策サービスを提供させていただきます。 また、キャリアアドバイザー業務にも従事していた経験から、転職に際する意思決定のサポートをさせていただくとともに、実際に転職された後も中長期にわたりキャリアのご相談をさせていただきます。 転職ありきではないキャリア実現へのサポートができればと思っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。  

LinkedIn

インタビュー記事

Case

転職成功事例

H.S (50代・男性)

BEFORE : 年収1000万円

大手保険会社 / 社内SE

AFTER : 年収1100万円

コンサルティングファーム / DX/ITコンサルタント

Y.K (40代・男性)

BEFORE : 年収1500万円

日系資産運用会社

AFTER : 年収2300万円

外資系資産運用会社 / プロダクトスペシャリスト

M.J (30代・女性)

BEFORE : 年収1000万円

日系証券会社/営業企画職

AFTER : 年収1300万円

外資系証券会社/営業企画職

C.S (30代・女性)

BEFORE : 年収750万円

中国最大級国際会計事務所

AFTER : 年収850万円

DX戦略コンサルティングファーム

H.H (30代・女性)

BEFORE : 年収1050万円

ブティック系コンサルティングファーム / 経営コンサルタント(シニアコンサルタント)

AFTER : 年収1150万円

Big4 / サステナビリティコンサルタント(マネージャー)

M.S (30代・男性)

BEFORE : 年収900万円

外資系総合コンサルティングファーム / アナリスト

AFTER : 年収1200万円

新興コンサルティングファーム / アナリストマネージャー

M.T (40代・男性)

BEFORE : 年収750万円

日系ソフトウェアベンダー

AFTER : 年収900万円

外資ソフトウェアベンダー

T.S (30代・男性)

BEFORE : 年収750万円

日系大手SIer / PMおよびPL

AFTER : 年収1000万円

日系大手コンサルティングファーム / システムコンサルタント

S.R (20代・女性)

BEFORE : 年収550万円

データコンサルティング会社 / コンサルタント

AFTER : 年収570万円

日系コンサルティングファーム / 経営コンサルタント

A.K (40代・男性)

BEFORE : 年収1150万円

大手タイヤメーカー / 事業企画

AFTER : 年収1400万円

日系総合コンサルティングファーム / シニアエキスパート

Y.H (40代・男性)

BEFORE : 年収700万円

外資系半導体メーカー / 技術職

AFTER : 年収1100万円

外資系電子部品メーカー / 技術職

Y.K (40代・男性)

BEFORE : 年収1300万円

日系ベンチャー / 技術職

AFTER : 年収2500万円

外資系メーカー / 技術職

S.O (50代・男性)

BEFORE : 年収1550万円

電力会社 / コーポレート戦略本部部長

AFTER : 年収1900万円

日系総合コンサルティングファーム / シニアエキスパート

M.Y (50代・男性)

BEFORE : 年収1300万円

日系商社 / 営業責任者

AFTER : 年収1300万円

日系商社 / 事業責任者

S.O (20代・男性)

BEFORE : 年収400万円

大手旅行代理店 / 営業

AFTER : 年収600万円

採用・組織コンサルティング会社 / セールス