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独立系コンサルティングファームとは?特徴と年収、転職に必要なもの

  独立系コンサルは、大手等の系列に属さず、主に中規模から小規模の会社を対象に企業経営に関わる課題を解決するプロフェッショナルです。中小企業を対象とするコンサルティングを行うことが多いため、裁量が大きく、扱う課題の対象は幅広く、やりがいの大きな仕事です。 昨今、企業経営をめぐる市場環境は厳しさを増し競争が激しくなり、スタートアップ企業等、新たな事業創出も増えている中で、独立系コンサルへのニーズはますます高まると予想されます。 この記事では、独立系コンサルの業界構造や仕事内容、年収相場、独立系コンサルへ転職するための方法などについてご紹介させていただきます。  

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<目次> 1.独立系コンサルティングファームの基礎知識 2.独立系コンサルティングファームへの転職に求められるもの 3.代表的な独立系コンサルティングファーム 4.独立系コンサルティングファームに転職した後のキャリアプラン 5.独立系コンサルティングファームへの転職はプロへの相談がおすすめ  

1.独立系コンサルティングファームの基礎知識

独立系コンサルティングファームとは、どんな会社を指すのでしょうか。またどのような特徴があるのでしょうか。年収相場はどうなっているのでしょうか。 ここでは、それらについて具体的にご紹介させていただきます。  

【独立系コンサルティングファームとは?】

独立系コンサルティングファームは、日本で誕生したコンサルティングファームで、一般的に特定の企業グループをルーツとしていない会社を指します。独立系コンサルティングファームの規模は多くの場合、中堅〜小規模の場合が多くなっています。  

【独立系コンサルティングファームの特徴】

独立系コンサルティングファームの特徴として挙げられることのひとつは、そのクライアント企業が中小企業や地方に根ざした企業であることが多いという点です。またその場合、チームではなく、ここのコンサルタント単位で複数のクライアントを担当するケースが多くなります。 また現場レベルの課題解決に強みを持つというのも、独立系コンサルティングファームの特徴のひとつです。主なクライアントとなる中小企業は、中長期の経営課題に対するリソースが限られることも多いため、現場の効率化や比較的短期で結果が出る課題の解決に対して、コンサルティング会社を使うことが多くなっています。また独立系コンサルティングファームの中には、経営者向けセミナーなど教育コンテンツを手掛ける会社もあります。  

【独立系コンサルティングファームの年収相場】

独立系コンサルティングファームの年収相場は、一般的に500万円〜2000万円と幅が広くなっています。独立系コンサルティングファームとひと口に言っても、ローカル企業や少人数の会社など、さまざまあります。企業規模によって、また役職によって、提示の年収レンジは異なります。    

2.独立系コンサルティングファームへの転職に求められるもの

それでは、独立系コンサルティングファームに転職するにあたっては、どのような要素が求められるのでしょうか。求められるスキルや経験、資格といった観点から、具体的にご紹介します。  

①スキル

独立系コンサルティングファームで求められるスキルは、一般的にコンサルタントが求められるとされる論理的思考力やコミュニケーション能力が高いことはもちろんですが、より多角的な視点でマルチタスクが得意な方がよりフィットするでしょう。 前述の通り、独立系コンサルティングファームでは、一人のコンサルタントが複数のクライアントを受け持つケースも多く、業務において対応するクライアントからのニーズや課題もさまざまです。そうした観点からも、よりさまざまな課題やタスクに対応できる柔軟性が求められると言えるでしょう。  

②経験

独立系コンサルティングファームへの転職にあたっては、金融業界や各業界の事業会社での経験があることで転職が有利になることがあります。入社後に、経験がある業界や分野のコンサルティング案件にアサインされるといったこともあり、よりご自身の経験をコンサルティング業務の中で活かしやすくなります。 また、マネジメント経験や経営に関する経験があることも、独立系コンサルへの転職へ有利となる要素のひとつです。クライアント企業である中小企業のコンサルティングを行うにあたり、自身がマネジメントや経営の経験を持っているということは、より即戦力性の高い人物であるという評価を得やすくなる可能性があります。 これまでのキャリアやその経験の中で身につけたスキルを棚卸ししながら、コンサルティング業界で活かせる可能性の高いスキルや経験をしっかりアピールしましょう。  

③資格

独立系コンサルティングファームへの転職にあたり、必須となる資格は特にありません。一方で、持っていることで有利となる資格はあります。例えば、中小企業診断士の資格は、日本型MBAとも呼ばれ、企業の経営に関わる一通りの知識を持ち合わせているということの証明にもなる資格です。また、公認会計士や税理士資格は、その資格取得のプロセスで得た企業の会計や財務、税務等に関わる知識を活かしていただくことが可能です。  

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3.代表的な独立系コンサルティングファーム

それでは、独立系コンサルティングファームには具体的にどのような会社があるのでしょうか。ここでは、そのいくつかの会社と特徴についてご紹介します。  

株式会社船井総合研究所

船井幸雄氏が創業者である船井総合研究所は、独立系コンサルティングファームの中でも比較的大規模な会社で、1988年には経営コンサルティング業界初と言われる株式上場を果たしました。国内の中小企業を中心に、不動産、小売、飲食など幅広い業界・業種の企業に対してコンサルティングサービスを提供している。  

株式会社リブ・コンサルティング

中堅・中小・ベンチャー企業に特化したコンサルティングサービスを20年以上にわたって提供しているコンサルティングファームであり、経営戦略策定から組織づくり、マーケティング改善、営業力強化、人材育成まで、経営に関わるあらゆる課題に対して、ワンストップで解決策を提供している。業界屈指の顧客満足度90%を誇り、クライアント企業の期待に応える高品質なサービスと、迅速かつ丁寧な対応が評価されている。  

INTLOOP株式会社

2005年にアクセンチュア出身の林博文氏により立ち上げられた独立系のコンサルティングファームであり、内部コンサルタント以外に多く抱えている即戦力のフリーランス人材が、クライアントの課題解決から事業創造までワンストップで支援している。 全国各地にオフィスを構えており、首都圏以外の地方企業への多種多様なコンサルティングサービスも提供している。    

4.独立系コンサルティングファームに転職した後のキャリアプラン

独立系コンサルティングファームに転職した後のキャリアプランについてみてみましょう。  

【ファーム内でのキャリアステップ】

独立系コンサルティングファームは、一般的にいわゆる日本企業的な昇給や昇進の特性を残している傾向にあります。よって、年齢や経験年数と共に社内でのポジションが上がっていく傾向にあります。また職位については一般的に、アソシエイト~コンサルタント~シニアコンサルタント~マネージャー~パートナーへとキャリアアップしていくケースが多いですが、その役職の呼称は企業により異なります。  

【ファームからのキャリアパス】

独立系コンサルティングへ転職し、数年の経験を経た後にはいくつかのキャリアの可能性があります。  

①独立を目指す

独立系コンサルとして培ったスキルや経験、人脈などを活かして、起業したり、フリーランスのコンサルタントとして活躍できる可能性があります  

②他のコンサルティングファームへの転職

同業界の他のコンサルティングファームへ転職し、活躍できる可能性があります。特に30代後半以降は、マネジメント経験があったり、何かしらの強みを持つ専門領域等があることで、よりキャリアアップできる可能性が高まると言えるでしょう。  

③中小企業・ベンチャー企業の経営層への転職

独立系コンサルとしての経験を活かして、中小企業やベンチャー企業の経営メンバーとして転職をするというキャリアも考えられます。昨今では、コンサル経験のある人材をスタートアップ企業のCXOポジションで迎え入れるケースも非常に多くなっています。 独立系コンサルとして、さまざまなクライアントの経営課題の解決をになってきた経験を活かし、今度は自社の経営に携わるといったキャリアも魅力的なキャリアパスのひとつと言えるでしょう。    

5.独立系コンサルティングファームへの転職はプロへの相談がおすすめ

いかがでしたでしょうか。独立系コンサルは、系列ししばられず各社独自の強みを持ちながら主に中小企業を対象にコンサルティングを行います。ひとりひとりのコンサルタントに任される裁量が大きい分、大きなやりがいを感じやすい仕事です。 一方で、独立系コンサルへの転職は、他のコンサルタント職種への転職と同様に採用基準が高く、場合によっては各社独自の特徴的な選考プロセスや選考基準があるケースもあります。いずれにしても、選考通過にあたっては入念な準備が必要であると言えるでしょう。 ひとりでそうした準備をすることが難しいと感じる場合には、業界に強い人材紹介会社の利用をお勧めします。 タイグロンパートナーズでは、独立系コンサルへの転職を目指す方々のご支援を行っています。業界動向や具体的なポジションのご紹介、選考通過に向けた職務経歴書のレビューや面接対策など、ご希望やご状況にあわせたサポートを行っています。 よろしければ、ぜひ一度ご相談をお寄せください。    

独立系コンサルティングファームへの転職の相談はタイグロンパートナーズへ


この記事の監修

山崎 祥人

Yamasaki Yoshihito


【担当領域】 ・コンサルティングファーム ・事業会社(CxO) 【経歴】 早稲田大学法学部卒業。新卒でアビームコンサルティングに経営コンサルタントとして入社。その後、大手日系・外資系人材企業を経て当社入社。コンサルティングファーム・事業会社のCxOを中心とした転職支援を行う中で、コンサルティングファームのParnter/Managing Directorクラスのハイクラス案件、コンフィデンシャルな特命案件を数多く担当。コンサルティング領域ではインダストリーを問わず、サービスラインとして戦略・DXを得意とし、事業会社領域では、経営企画・事業企画・M&A/投資・DX推進にの管理職以上のポジションでの実績が豊富。 【自己紹介】 コンサルティングファームおよび日系・外資系事業会社でのヘッドハンティング経験を活かし、網羅的に人材コンサルティング業務を遂行しております。 人材業界は機械的に人と企業のマッチングを行う企業も多々ありますが、私は、皆様が中長期的に成し遂げたいことをヒアリングさせていただいた上で、その達成に必要となるであろうご経験とキャリアを身に着けけていただけるよう、ご支援いたします。 ぜひ1回のみのスポット転職ではなく、長期的な人生の伴走者として皆様とのご縁を紡ぐことが出来れば幸いでございます。ジュニアからシニアの方まで、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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