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金融業界への転職に役立つ資格10選|取得メリットと資格選びのポイント

  金融業界への転職では、どのような資格があると企業へのアピールに役立つのでしょうか。同じ金融業界でも、銀行・保険・証券でそれぞれ求められる資格に違いがあります。目指すキャリアに応じて資格取得を検討しましょう。 本記事では、金融業界の転職に役立つ資格10選をご紹介します。また、資格を取得するメリットや、取得する資格を選定するポイントも解説しますので、転職活動でお役立てください。  

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<目次> 1.金融業界で活用できる資格の特徴 2.金融業界への転職時に資格を取得するメリット 3.金融業界で活かせるおすすめの資格10選 4.金融業界への転職に向けて取得する資格を選ぶ際のポイント 5.金融業界の転職に有利な資格はコンサルタントに相談を!    

1.金融業界で活用できる資格の特徴

金融業界では、銀行・保険・証券の分野別に、それぞれ転職活動で有利にはたらく資格に違いがあります。例えば銀行の分野を目指すなら「銀行業務検定」、保険の分野なら「保険募集人」、証券の分野なら「証券アナリスト」の資格が活用できるでしょう。 これらの金融業界の資格は、大きく「業務独占資格」「希望する業界で働くうえで必要な資格」「専門性やスキルを証明する資格」の3種類に分けられます。 このうち業務独占資格には、「税理士」や「公認会計士」のような特定の業務を行うために法律で取得が義務付けられている資格が該当します。 希望する業界で働くうえで必要な資格に該当するのは、「証券外務員」や「銀行業務検定」などです。これらは法的に取得が義務付けられているわけではないものの、企業が求める人材の条件として設定するケースが多くあります。 専門性やスキルを証明する資格としては、「FP技能士」や「AFP」などファイナンシャルプランナーの関連資格や、「日商簿記」などが上げられます。これらは専門知識を深めたり、キャリアアップや転職したりする際に役立つ資格です。業務と直接的に関連するわけでなくても、キャリアの選択肢を広げる上で活用できます。  

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2.金融業界への転職時に資格を取得するメリット

キャリアアップ転職へ向けて金融系の資格を取得すると、以下のメリットが期待できます。目指す業種に応じて受験を検討すると良いでしょう。  

⑴ 専門知識が身につく

資格取得の学習を通じて、金融業界で求められる専門知識を身につけられます。独占業務のみに限らず、学んだことを活かせる職種は幅広くあります。身につけた知識を業務で活かせれば、顧客や上司の信頼獲得につながるのがメリットです。  

⑵ キャリアアップにつながる

資格を取得すると、金融に関する知識やスキルの専門性の高さを証明できます。仕事での昇進や責任あるポジションへの採用など、キャリアアップのチャンスを広げられるでしょう。他の候補者との差別化にもつながるため、転職活動でも有利になります。  

⑶ 給料アップを期待できる

企業の制度によっては業務と関連する資格が評価対象となり、資格手当が支給されます。また、高度な資格を保有することで担当業務の幅が広がり、ボーナスや基本給に反映される可能性もあります。収入アップにつながるのも資格取得のメリットです。    

3.金融業界で活かせるおすすめの資格10選

金融業界へ転職して活躍するには、金融商品や税金など主にお金に関する専門知識が求められます。ここでは、転職活動におすすめする金融関連の資格10選をご紹介します。  

【証券アナリスト(CMA)】

企業や業界の情報を分析して投資価値を評価する、金融や投資のプロフェッショナルのことです。CMA資格は、日本証券アナリスト協会が実施する講座と試験を段階的に修了することで取得できます。

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【外務員(証券外務員)】

証券会社で株や債券などの販売・勧誘を行う営業職のことです。日本証券業協会が実施する外務員資格試験に合格後、所属する協会員を通じた外務員登録を経ると、外務員としての職務を担うことができます。  

【ファイナンシャルプランナー(FP)】

相談者の家族構成や収入・支出などの個別の状況に応じて資産設計を支援する専門家です。資格は必須ではないものの、取得により専門知識を証明し、顧客からの信頼獲得が期待できます。国家資格の「FP技能士」、民間資格の「AFP」「CFP®」など複数の関連資格があります。  

【日商簿記検定】

事業会社の経理部門で必要な技能であるだけでなく、財務諸表の読み取りや経営管理においても簿記の基礎知識が欠かせません。そのため、日商簿記検定は金融業界で幅広く役立つ資格の一つとされています。  

【中小企業診断士】

中小企業の経営状況の診断や改善の提案を行い、経営者を支援する専門家です。中小企業診断士第一次試験の合格後、第二次試験と実務補習(または実務従事)、あるいは養成課程の修了により中小企業診断士として活動できるようになります。  

【税理士】

企業や個人の納税義務者を第三者の立場から支援する税務の専門家です。税理士として働くには、税理士試験に合格して国家資格(または弁護士資格・公認会計士資格など)の取得が必須であり、かつ税理士名簿に登録する必要があります。  

【公認会計士】

企業の財務情報の正確性を第三者の立場から検証する会計・監査の専門家です。会計・監査のほか、コンサルティングや税務の領域を担う公認会計士も多くいます。公認会計士として働くには、国家資格の取得および名簿登録が必須です。  

【アクチュアリー】

確率と統計の専門知識を用いて、保険・年金制度やリスクマネジメントなどを支援する専門家です。保険計理人や年金数理人として数理業務に携わるには、資格試験に合格し日本アクチュアリー会正会員となる必要があります。  

【銀行業務検定】

銀行業務検定協会が実施する民間資格です。試験科目は法務・財務・税務・年金をはじめとした金融業界の実務で必要なさまざまな分野の知識が網羅されています。必須の資格ではないものの、合格によって金融機関の行職員として求められる知識の習得程度を証明することが可能です。

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4.金融業界への転職に向けて取得する資格を選ぶ際のポイント

金融業界へのキャリアアップ転職を視野に入れるなら、どの資格を取得すれば良いのでしょうか。取得すべき資格を選定する際のポイントを解説します。  

◎自分のキャリア目標を明確にする

キャリア目標を明確にすることで、将来へ向けて取得すべき資格を特定しやすくなります。目指すキャリアや職種により必要な資格が異なるため、まずは具体的な就職先を設定しましょう。例えば、金融業界の中でも銀行の分野を目指すなら「銀行業務検定」や「中小企業診断士」、証券の分野を目指すなら「証券外務員」や「証券アナリスト」などの資格がおすすめです。  

◎取得難易度を考慮する

資格ごとに取得難易度が異なり、必要な勉強時間に大きな差が出る可能性があります。なかには受験資格として一定期間の実務経験が求められる資格もあるため注意しましょう。異業種からの転職の場合は、比較的短期間で取得でき、受験対策がしやすい資格から目指すのも一つの方法です。一方、キャリアアップを目指すならすでに取得している資格の上位資格を目指すと良いでしょう。上位資格は難易度が高い分、転職活動におけるアピールにも役立ちます。  

◎転職や昇格に有利となる資格を選ぶ

金融業界では、特定の資格がなければ販売できない金融商品も存在します。例えば、証券外務員資格は、上位資格である「一種外務員資格」と「二種外務員資格」に分けられます。このうち一種外務員資格では全ての有価証券の取引を行えますが、二種外務員資格ではリスクの高い金融商品は扱えません。転職活動時だけでなく、入社後の昇進まで視野に入れてハイレベルな資格の取得を目指すと良いでしょう。

5.金融業界の転職に有利な資格はコンサルタントに相談を!

ここまで、金融業界の転職で活用できる資格について解説しました。金融業界では分野や職種により転職で有利にはたらく資格に違いがあります。目指すキャリアに適した資格を取得し、転職活動で活用するとともに、就職後のキャリアでも活かせると理想的です。 タイグロンパートナーズでは、金融を始めとする高年収業界や事業会社のハイクラス・プロフェッショナル求人に特化した転職支援を行っています。金融業界を始めとする各業界に関する知見・経験・人脈が豊富な精鋭コンサルが多数在籍し、幅広いネットワークを駆使して情報収集を行い、ハイクラス求人情報をご紹介します。金融業界への転職相談は、ぜひタイグロンパートナーズにお任せください。      

この記事の監修

信藤 啓吾

Keigo Shindo


【担当職域】 ・投資銀行 ・PEファンド ・不動産 ・VC 【経歴】 麗澤大学外国語学部卒業、Salem State Universityカウンセリング心理学修士。外資系大手人材サーチファームであるロバートウォルターズで金融マーケット専門のリクルーティングに従事後、2007年、当社の前身である英国アカマイフィナンシャルマーケッツ日本支社の立ち上げに参画。以来、投資銀行、不動産ファンド、PEファンド、そして、一般事業会社のM&A・戦略企画部門、ファンド投資先CFO、コンサルティング会社ファイナンシャルアドバイザリー等のポジションへの転職を数多く支援。産業カウンセラー。英語堪能。 【自己紹介】 これまで一貫して金融業界への転職をご支援しています。その間に蓄積されたクライアント企業様に関する情報と人脈で、候補者様の面接準備から入社前交渉までサポート。特に外資系投資銀行、不動産ファンドとの繋がりは深く、Managing Director・部門長クラスとのリレーションを活用したご紹介が可能です。若手から中堅、シニア層まで、全て年代の候補者様をご支援しています。 一人ひとりのニーズに合わせたオーダーメード型コンサルティングを心掛けておりますので、今すぐ転職したい方はもちろん、中長期的なキャリアを見据えて情報収集したい方や「すぐの転職は考えていないけれど一度相談してみたい」という方も大歓迎です。  

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